ミソハギ科ミズガンピ属

ミズガンピ

Pemphis acidula G.Forst.

ミズガンピ
沖縄県与那国島 比川 2004. 3. 21

日本のミソハギ科植物では珍しい木本。

海岸近く,特にサンゴ礁が隆起してできた石灰岩地に 多い。本来は高さ10m程度にまで成長するそうだが,沖縄地方では 全般的に丈が低く,2〜3m程度の株が多い。 材は硬くて美しい紫褐色をしているので,三線や細工物などに利用される。 ハマシタンの別名はそこから来ている。また,瑞々しい肉厚の葉と ごつごつした幹との対比が美しいことから,盆栽などにもしばしば 用いられるらしい。

波照間島の毛崎や与那国島の比川浜には大きな群落がある。 特に毛崎には現在では珍しくなった大きな古木が残っており, 「樹齢数百年のハマシタン群落」として竹富町の天然記念物に指定されている。

【生育地】 海岸近く,特に石灰岩地
【生活史】 常緑低木から小高木
【分布】 奄美大島以南,沖縄地方各島
【花期】 ほぼ周年