テングタケ科テングタケ属

イボテングタケ

Amanita ibotengutake T. Oda, C. Tanaka & Tsuda

Amanita ibotengutake
茨城県つくば市 2004. 10. 12

幼菌 幼菌2 若い菌 成菌と幼菌

豹柄の子実体を作るためテングタケと 永らく混同されてきたが, 遺伝マーカーを用いて系統関係を調べた研究の結果, ごく最近になって別種だと判明した。テングタケよりも見映えのする ゴージャスな子実体を作るため,古い図鑑でテングタケとして掲載されている 写真のほとんどはこのイボテングタケのものである。

イボテングタケの子実体はテングタケのそれに比べると大型であり, 傘の直径が20cm,高さが30cmを超えることも稀ではない。早落性の つばを持つことと,柄の基部につぼの残骸が幾重にも襟巻き状になって 残ることも識別のポイント。もっとも肉眼的な特徴だけでは分からない こともあるらしく,その場合には顕微鏡を使って 菌糸と担子器にクランプ結合があることを確認する必要があるようだ。

【発生環境】 各種林内,針葉樹林に多い
【生態】 外生菌根菌
【発生時期】 夏〜秋
【食毒】 有毒成分を含むことが分かっている

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