テングタケ科テングタケ属

テングタケダマシ

Amanita sychnopyramis Corner et Bas f. subannulata Hongo

テングタケダマシ
千葉県松戸市 2005. 7. 9

梅雨の頃から秋にかけて,シイ林やアカマツ・コナラ林等に発生する。写真の個体も スギ人工林崩れのシイ林に散生していたもの。 テングタケ科の代名詞ともなっているテングタケと間違えやすいので,こんなある意味不名誉な 名前がついた。しかし,よく通っている公園ではテングタケよりもダマシの方がずっと多かった。 まあ,本家よりもダマシやモドキの方が普通なのは,キノコではよくあることだけど。

さて,見分け方。褐色系の傘の表面に白いつぼの破片が散らばる点は共通だが, テングタケのつぼの破片が平たい卵の殻状なのに対し,ダマシ のつぼの破片はピーナッツクランチのような尖った角錐状になる。これが最も大きな違いとされるが, 雨に流されたりしてつぼの破片がないことも多い。 その場合は,本種の方が全体に小型でずんぐりしていること, 傘の縁の条線が疣状に近いことで一応区別出来るようだ。

【発生環境】 シイ林,アカマツ・コナラ林など
【生態】 外生菌根菌
【発生時期】 夏〜秋
【食毒】 不明 
【備考】 古い文献では西日本のみの分布となっているが,関東でも見る。

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