キシメジ科シイタケ属

シイタケ

Lentinus edodes (Berk.) Sing.

シイタケ Lentinula edodes
北海道釧路郡釧路町 2003. 6. 3


栽培キノコの中では最もポピュラーな種類。利用法も様々で,生のものを調理して 風味や食感を味わうのもよし,干しシイタケの香りや旨みを堪能するのもよし。出汁の素に 使うのもいいし,最近はシイタケ茶なんていうものも出回っていたりする。

しかし,このキノコを嫌いだという人は多い。聞いてみると,あの匂いや味が駄目だ,という。 確かに,シイタケの匂いや味は野生のキノコの中でも 個性的で濃い部類に入る。好みが分かれるのは仕方ないのかもしれない。

さて,このシイタケ,野外でも大して珍しいキノコではない。シイ,クヌギ,ナラ等, ブナ科の広葉樹を好むので,郊外の雑木林,鬱蒼とした照葉樹林,はては街のど真中の 公園など,何処でも出る可能性はある。しかし,出会ったことのある人はあまり多くないと思う。

野生のシイタケの発生のピークは早春と初冬。そのため,キノコや紅葉狩りなどで山に入っても, 意外と目につかないのである。味は,最近主流となっているおがくず栽培ものや輸入品と比べると明らかに数段上。 国産の原木栽培ものが高くて買う気がしないという方は,その時季に野山を探索してみては如何?

【発生環境】 広葉樹,特にブナ科樹種の枯死木上
【生態】 木材腐朽菌
【発生時期】 春と秋
【食毒】 美味な 食菌 


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