キシメジ科ホウライタケ属

オオホウライタケ

Marasumius maximus Hongo

オオホウライタケ
茨城県つくば市 2009. 6. 25

オオホウライタケ
茨城県つくば市 2009. 6. 25


ハラタケ型のキノコでは,傘の裏は放射状のヒダになっていることが多い。 見過ごされがちではあるが,この部分の特徴を押さえておくことは,同定にあたっては重要だ。 ヒダが「疎」であるか「密」であるか,ヒダが柄につく部分はどうなっているか, 小ヒダの有無など,その表情は種ごとにさまざまである。

オオホウライタケは,ヒダが「疎」なキノコとしてはおそらく最もポピュラーな部類だと思う。 栽培キノコが細かいヒダをもつ種ばかりなので,初めて見たときには強い印象を受けた。 単純に考えると,多数のヒダを密に詰めた方が胞子の生産量は大きくなりそうである。 敢えてそうしなかったのには,何か理由があるのだろう。 ヒダを支持するのに必要な傘肉が少なくて済むようにすることで,子実体あたりのコストを下げる 戦略なのかもしれない。

【発生環境】 雑木林,竹林,スギ林など各種林内の腐植の多いところ
【生態】 腐生菌
【発生時期】 初夏〜秋
【食毒】 食


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