モエギタケ科スギタケ属

ヌメリスギタケ

Pholiota adiposa (Fr.) Kummer

ヌメリスギタケ Pholiota adiposa
群馬県桐生市 2002. 10. 13

味噌汁の具などとして食卓にもよく上るナメコだが,キノコ狩り 人口が多い激戦地では発生したそばから採集されてしまうので,なかなか 食べ頃のものには巡り合えない。 そんなとき,見つかると助かるのが, ヌメリスギタケとヌメリスギタケモドキ。ササクレがある点を除けば, 色調やぬめりから風味まで,ナメコによく似ている。

ヌメリスギタケとヌメリスギタケモドキの区別点は,柄の粘性のあるなしだとされている。 あれば前者,なければ後者。また,モドキの方は大きなササクレを疎らにつける傾向があるらしい。 川沿いのヤナギの枯木に梅雨頃から発生するのは,大抵このタイプである。 ボリュームがあって美味い。

写真の株はオオバアサガラに発生したもので,まだ幼菌。全体に華奢で小型,柄にもぬめりがあったと記憶している。 雨のために傘の粘液が柄まで流れていた可能性も否定出来ないが,ここでは ヌメリスギタケとしておこう。チチタケと一緒にきのこそばにして食べたら,絶品だった。

【発生環境】 広葉樹の枯木
【生態】 木材腐朽菌
【発生時期】 春〜秋
【食毒】 食用

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