ベニタケ科ベニタケ属

ニオイコベニタケ

Russula mariae Peck; R. bella Peck

ニオイコベニタケ Russula bella
北海道新冠郡新冠町 2005. 8. 11


キノコは街のど真中の公園や街路樹の下などでも発生する。 自然界ではありえない組み合わせで多種多様な樹木が植えられているせいだろう, 運がよければ下手な里山に行くよりは様々なキノコに出会える。マツやトウヒ,ヒマラヤシーダー 等,菌根菌と共生関係を結ぶ針葉樹が多く使われていることも理由のひとつなのかもしれない。

そういった木の下で写真のような感じの小さな桃色のキノコを見かけたら,匂いを嗅いでみよう。 カブトムシのような一種独特の臭気が感じられれば,そのキノコはまずこのニオイコベニタケ とみて間違いない。傘の表面が微かに粉を帯びる感じで艶がないこと,傘だけでなく 茎にも赤味が射すことを確認すれば,さらに同定は確実なものとなる。

【発生環境】 マツ科樹種やそれらと広葉樹の混交林
【生態】 外生菌根菌
【発生時期】 夏〜秋
【食毒】 食用
【備考】 ケショウハツやムラサキカスリタケもカブトムシ臭を持つ。


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