ヒトヨタケ科ナヨタケ属

ムササビタケ

Psathyrella piluliformis (Bull.:Fr.) Orton

ムササビタケ
神奈川県川崎市 2005. 10. 30

褐色系のキノコに多い動物の名前を冠する種類のひとつで, イタチタケ,ムジナタケとともに,ヒトヨタケ科のナヨタケ属に分類される。 和名にムササビがつくのは菌類・植物含めても本種だけであり,少々突飛な 気がするのは否めないが,確かに傘の色調はムササビの毛皮のそれと同系統であるし, ムササビが木の穴に住まうように本種が樹洞の中に群生している光景も 珍しくはない。

同属の他の2種と比較するとややマイナーな印象のある本種だが, この日の観察会ではとてもフォトジェニックな姿を見せてくれた。 焦げ茶色の傘と白っぽい柄のはっきりしたコントラストがとても特徴的だった。 レフ板の当て方が悪かったせいで柄やヒダの色が白く飛んでしまった のが悔やまれる。

【発生環境】 広葉樹の朽木や切り株上
【発生時期】 夏〜初冬
【食毒】 食用
【備考】 写真の株は古くなって半ば土に還った切り株から発生していた


ムササビタケ
神奈川県川崎市 2005. 10. 30

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