ヒトヨタケ科ヒトヨタケ属

イヌセンボンタケ

Coprinus disseminatus (Pers.:Fr.) S.F.Gray

Coprinus disseminatus
千葉県松戸市 2005. 10. 14

大群生 クローズアップ 若い菌 成熟した菌

「千本」の名を冠する菌類には何かと群生するものが多いが,イヌセンボンタケはそんな手合いの中では 極めつけともいえる存在である。比較的遭遇しやすい上に, 群生の規模が桁違いに大きいからだ。数百本程度のまとまりは 本種としては珍しくも何ともない。

写真の集団は伐採後数年経過したケヤキの大木の丸太から発生していたのだが, キノコが発生していた面積は5m×4m程度で,その数はおそらく数万本を軽く超えていた。 いや,見つけたときに既に萎びていた個体も多かったので,のべ本数は10万近くに達していた かもしれない。生産された胞子の量は途方もないものだったと思われる。 今年出会ったキノコの中で印象的だったもののベスト3に入るのは間違いないだろう。

【発生環境】 腐朽の進んだ倒木や埋もれ木及びその周辺に群生
【生態】 腐生菌
【発生時期】 春〜秋
【食毒】 不明
【備考】全世界に分布する


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