テングタケ科テングタケ属

ヒメコナカブリツルタケ

Amanita farinosa Schw.

ワタカラカサタケ
茨城県つくば市 2003. 7. 14


テングタケの仲間だが,とても小型でつばがないので あまりテングタケらしくない。傘の表面が 銀灰色の粉で覆われるのが大きな特徴だ。粉を指で挟んでこすってみると, すべすべした独特の質感になって面白い。

写真はまだ若い菌なので釣鐘型の傘だが, 成長すると傘が平らに開き,しばしば反り返る。アカマツ・コナラ林やシイ・カシ林の 地上に発生することが多いという。上の個体はツガ林の下に生えていた。

粉っぽいテングタケの仲間は他にもあり,例えば樺色の粉のカバイロコナテングタケ, 灰色で特に粉が厚いコナカブリテングタケ,美しい橙色の粉のコナカブリベニツルタケ等。 ただ,この手のキノコは,古くなると粉がほとんど落ちてなくなっていたりして, 同定に難儀することが時々ある。ヒメコナカブリツルタケ の場合,粉が傘の中央に僅かに残る他は,ほとんど白くなる。

【発生環境】 アカマツ・コナラ林,シイ林,ブナ林等 
【生態】 外生菌根菌 
【発生時期】 夏〜秋 
【食毒】 有毒らしい 


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