テングタケ科テングタケ属

ヘビキノコモドキ

Amanita spissacea Imai

Amanita spissacea
茨城県つくば市 2004. 9. 8

全体に薄ねずみ色で,傘の上には細かな黒い疣がびっしり。 テングタケ類の中では普通に見られる部類に入るが, デザインは充分に個性的だ。和名の通り, 全体の雰囲気には何となく蛇を連想させるものがある。

幼菌の頃は疣と疣との間に隙間がないので,まるで傘の表面に蛇皮 が貼りついているかのよう。三線みたいでなかなかお洒落だ。 成長すると疣が大小の破片に分かれるため傘は黒と灰色の 斑模様になるが,視点を引いてみるとこれはこれで蛇っぽい。 アオダイショウやシマヘビが大きくなると,似たような雰囲気に なる気がする。

なお,間違いやすい種類としてはキリンタケ(ヘビキノコ)が挙げられる。 灰白色の疣と白い茎を持つ点で識別できるというが,中間型も あるらしい。ヘビキノコモドキよりも珍しいらしく,わたしはまだ お目にかかったことはない。

【発生環境】 アカマツ・コナラ林やシイ林等,各種林内
  【生態】 外生菌根菌 
【発生時期】 夏 
【食毒】 有毒 


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