ヌメリガサ科オトメノカサ属

ハダイロガサ

Camarophyllus pratensis (Pers. : Fr.) Kummer

ハダイロガサ
茨城県つくば市 2004. 11. 20

森の中にキノコの気配がほとんどなくなったとある晩秋の昼下がり。 普段は素通りする竹林の下で,このキノコに出会った。一見すると, モリノカレバタケの仲間などの落葉分解菌に似ている。しかし, 美しい曲線を描いて柄に続くヒダが,彼等とは全く違う血筋であることを主張している。

傘の色には変化が多い。若いうちはややくすんだ橙色であり,落葉に紛れてしまって あまり目立たないが,よくよく見るとなかなか趣がある。オトメノハナガサ という別名があるくらいだ。この色は成長するにつれて褪せていき,やがて ベージュに近い色調になる。標準和名はこの頃の様子を指しているのだろう。

【発生環境】 草地,林地,竹林内など 
【生態】 腐生菌 
【発生時期】 夏〜晩秋 
【食毒】 食用


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