キシメジ科シロタモギタケ属

ブナシメジ

Hypsizygus marmoreus (Peck) Bigelow

Hypsizygus marmoreus
青森県八甲田山麓 2004. 10. 18

匂いマツタケ味シメジというフレーズで分かる通り, ホンシメジは昔から数ある食用キノコの中でもトップクラスの評価を受けてきた。 しかしこの種類,菌根菌であるため栽培は非常に難しい。そのため, 店先に並ぶ栽培品のシメジはこれとは全く異なる種類である。 かつてはヒラタケが多かったが,いつの頃からかこのブナシメジが 主流となった。最近ではブナピーなるアルビノの品種まで登場して,ますます 人気に拍車がかかっているようだ。

本種の故郷はブナ林だ。栽培品で特徴的な傘の大理石模様は 野外でも健在なため,初心者でも分かりやすい。 ただし,見かける頻度はそう高くはないし, 一箇所での量もさほど多くはない。そのためか,私は未だに野生品をまともに口にした ことがない。10年以上も前に倒れた倒木から生えていた写真の株も,結局採集はしなかった。 ハードな毎木調査の真っ最中だったため,撮影するだけで精一杯だったからだ。

【発生環境】 ブナ等の広葉樹枯死木
【発生時期】 秋
【生態】 木材腐朽菌
【食毒】 美味な食菌。一度でいいから野生品を食べてみたい


トップ