テングタケ科テングタケ属

アオミドリタマゴテングタケ

Amanita griseoturcosa T.Oda, C.Tanaka & Tsuda

Amanita ceciliae
神奈川県厚木市 2004. 9. 25

2002年に新種として記載されたニューフェイス[1]。傘表面のかすり模様・つばやつぼの特徴・生育環境などは夏の里山キノコの定番であるコテングタケモドキによく似ているが,傘の色が全く異なる。イメージとしては,雨雲に覆われて今にも雨が降り出しそうな空の色。青みを帯びた灰色と形容すればいいのだろうか。

この特徴のため,かつてはアオタマゴテングタケなどの仮称で呼ばれていたようだが,いざ記載が済んでみるとこんな長い名前になってしまった。確かに緑色を帯びた個体もないわけではないものの,もう少し語感を考えて命名してもよかったのではないだろうか。そんなことを考えながら写真を撮っていると,傘と同じ色をした空から雨が降ってきた。

【発生環境】広葉樹林内
【発生時期】夏 
【食毒】食毒不明
【備考】論文で挙げられている産地は東京・千葉・宮城[1]。だが,Web検索すると神奈川県など他地域でも本種と思われる菌は確認されているようだ。


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