ベニタケ科ベニタケ属

アイバシロハツ

Russula delica Fr. var. glaucophylla Quel

アイバシロハツ Russula delica var. glaucophylla
茨城県つくば市 2005. 10. 7

私がこのキノコに初めて出会ったのは,公園に植えられていたヒマラヤスギの巨木の下だった。 厚さ10cmはあろうかという堅く締まった落葉の層を押し上げて,真っ白い傘が点々と顔を出していたのである。 がっしりした見た目に違わず,なかなかの怪力ぶりだった。

和名を漢字で書くと「藍羽白初」。青いヒダを持つ白いハツタケという意味だ。実際, ヒダと柄の上部が淡い青緑色を帯びていることが特徴とされる。 もっとも,青みの強さには個体差があり,場合によってはほとんど真っ白に見えることも多い。 そのため,ヒダが真っ白な近縁種・シロハツとの識別はどうも苦手だ。 アイバの方が子実体が小型でヒダがやや密だという話もあるが,イマイチ違いがよく分からない。

【発生環境】 マツやモミ等の針葉樹林内に多いが,広葉樹林内にも生える
【生態】 外生菌根菌
【発生時期】 夏〜秋
【食毒】 食用
【備考】 写真の個体はツガの下に生えていたもの。ヒダと柄の青みが弱かったので,ほとんど真っ白に写ってしまった。 特に青みの強い個体の写真はこちら


トップ