サクラソウ科サクラソウ属

ユキワリコザクラ

Primula modesta Bisset & Moore var. fauriei (Franch.) Takeda

ユキワリコザクラ
北海道浜中町 2006. 6. 11

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「ユキワリ」とは,雪解けとともに花を咲かせはじめるというニュアンスが込められた枕詞のような もの。実際,サクラソウ科のユキワリソウも, 同じくユキワリソウの通称で広く知られるキンポウゲ科のミスミソウも, 花期がかなり早い植物である。また,キシメジ科のキノコにも ユキワリという種類があるが,やはり春先に発生する。

標準和名でいうところのユキワリソウは, 他のサクラソウ類よりも小型で色がやや淡い花と 葉の裏のクリーム色の粉が特徴である。しかし, 北海道から九州までと分布域が広いだけあって,変異が大きい。 東北地方よりも北の地域では, 葉柄がはっきりとしていて鋸歯が目立たない株が見られ, ユキワリコザクラとして区別されている。

【生育地】 山地〜亜高山の岩場や湿地の周辺,草原など
【生活史】 多年草
【分布】 北海道,本州(東北地方)
【花期】 5〜6月