キク科ムカシヨモギ属

アポイアズマギク

Erigeron thunbergii A.Gray subsp. glabratus H.Hara var. angustifolius H.Hara

アポイアズマギク
北海道様似郡様似町 2005. 6. 11

日高地方を代表する花の山・アポイ岳の春を彩る植物のひとつ。 ミヤマアズマギクの超塩基性岩地への適応型であり,母種とは葉の幅が比較的狭い, 茎や葉が紫色を帯び,毛が少ない等の点で異なるとされる。

現地での花期のピークは,例年なら5月の中旬から下旬にかけて。 ヒダカソウがほとんど咲き終わり, サマニユキワリやヒダカイワザクラの花にすがれたものが混じりだす頃である。 純白からかなり濃い紅紫色まで,花色は様々。 それら色とりどりの花が赤茶けたガレ場の荒涼とした風景をバックに咲き乱れる様を 見て,心動かされない人はいないだろう。街中のハルジオンや ヒメムカシヨモギと同属だとはとても思えない。

【生育地】 超塩基性岩地の乾いた草原や岩礫地
【生活史】 多年草
【分布】 北海道(アポイ岳とその周辺,占冠); 日本固有
【花期】 5〜6月

白花品 株全体