メギ科サンカヨウ属

サンカヨウ

Diphylleia grayi F.Schmidt

サンカヨウ
福島県南会津郡檜枝岐村 2007. 6. 30


一度見たら忘れそうにない種類の多いメギ科の草本の中でも,本種はとびきりの個性派といえるだろう。

雪解け直後にいち早く太い茎を伸ばし,不揃いな鋸歯のある大きな葉を無造作に広げる。 「山のハス(荷葉)」という意味の和名も,この特徴にちなんだものだ。 そんな漢らしい草姿とは対照的に,花はとても可憐で清楚な印象。 引いた構図とクローズアップの構図を比べると,まったく別の植物に見える。

友人は,そのアンバランスさを某女性アイドルユニットの一人に喩えていた。 現在はそうでもないが,デビューしたての頃の雰囲気がそっくりであるらしい。 私は芸能関係に疎いので本当に似ているのかどうかはよく分からないが, とりあえず山道でその愛称を叫びまくるのは 恥ずかしいのでやめてほしかったり。

【生育地】 山地〜亜高山の湿った林内や林縁,沢筋など
【生活史】 多年草
【分布】 北海道,本州(中部地方以北,大山) −サハリン,南千島,日本
【花期】 5〜8月


サンカヨウ
群馬県利根郡片品村 2007. 7. 1