リンドウ科リンドウ属

リンドウ

Gentiana scabra Bunge. var. buergeri (Miq.) Maxim.

リンドウ Gentiana scabra var. buergeri
茨城県美野里町 2001. 11. 10


朝晩の冷え込みが厳しくなってくると,野山ではキク科の植物がやたらと 目立つようになってくる。郊外では野菊がちらほら,都市近郊ではセイタカアワダチソウ。 何処に行ってもそんな感じなので,しまいにはもうキクはいいよ,てな気分にさえなってくる。 そのためだろう,そんな折に リンドウの澄んだ青紫の花を見つけると,何だか嬉しくなる。あくまで鮮やかな色調 なのに,どぎつさは全くない。

管理がよく行き届いた明るい雑木林の中にも生えるが,多いのはむしろ草原。 どちらかと言えば水分条件の良い場所を好むようだ。実際,千葉県にある 食虫植物で有名な湿地を訪れたときも,只見の山奥の名も知れぬ 湿原を訪れたときも,本種とウメバチソウが花の季節の終わりを飾るかのように咲き誇っていた。

【生育地】 草原や日当りの良い林内 
【生活史】 多年草 
【分布】 本州,四国,九州(奄美) 
【花期】 9〜11月