サボテン科ギムノカリキウム属

Gymnocalycium monvillei (Lemaire) Britton et Rose

[ Curved spined form ]

「多花玉」

多花玉
2014. 6. 16; ϕ 12.5 cm / 4.5号鉢

12.5 cm
2014. 6. 16
12.8 cm
2013. 10. 12
12.6 cm
2012. 9. 22
10.1 cm
2011. 7. 10
8.5 cm
2010. 12. 19

ギムノカリキウム属の中で最も刺の美しい種類は,モンビレー G. monvillei だと思う。

刺は基本,シルクのような輝きのある淡黄色だが,密度や太さ,曲がり方などの変化が大きく,繊細で優美な印象を与えるものから豪壮でいかにも痛そうな外観のものまである。最近は海王丸などに押されて不人気であるものの,個人的には新天地類の次に好きな仲間である。

モンビレーのうち,基部に紅色のぼかしをもつ強刺を放射する個体には多花玉という園芸名がついている。かつてこのタイプが誤ってG. multiflorum だとされていた時代に命名されたものであり (種小名を和訳すると「多数の花の」となる),他のタイプよりも多花性という訳ではない。むしろ,ギムノの中では大きくならないと開花しない部類だといえる。

写真の個体も多花玉の名で入手したのだが,典型品よりも稜の数が少なく丸みを帯びている印象がある。海王丸の血が入っているのかもしれない。いずれにせよ,幅広の刺が球体を包むように緩やかにカーブする様子にははっとするものがあり,とても気に入っている。

【入手日・場所】 2010. 9. 16 鶴仙園池袋店にて購入
【入手時名称】 「多花玉」
【入手時サイズ】 ϕ 8.5 cm
【原産地】 アルゼンチン中部(Córdoba州,San Luis州)
【Field number・由来】 不明