サボテン科ギムノカリキウム属

Gymnocalycium hybrid, variegated

[ G. baldianum × G. monvillei subsp. horridispinum ? ]

「ギムノ交配種錦」

恐竜丸交配種
2013. 5. 3; ϕ 9.4 cm / 5号鉢


2013. 5. 3

2012. 5. 19

2003. 5. 29

昔から実家に置いてあった謎のギムノで,ベランダの現メンバーの中では2番目の長老。濃いピンク色の派手な花を毎年咲かせるうえに斑入りであり,園芸植物としてのスペックはかなりのもの。

長らく正体が分からなかったが,最近「緋花玉」「恐竜丸」を入手してから,それらの雑種である可能性が高いと考えるようになった。刺や花の特徴が,まさに両者を足して2で割った感じであるためだ。ともにギムノでは珍しい赤色系の花を咲かせる種であるため,かつては彼らを両親とする苗が「ヒカホリ」もしくは「ホリヒカ」の名でよく流通していたらしい。

さらにうがった見方をすれば,この苗が斑入りであること自体,種間交雑由来である可能性を示唆していると言えなくもない。斑入りの実生を効率的に生産することを目的として,斑入りの個体と花期が一致した他種の親との交配を積極的に行うことがあるためだ。そもそも,遺伝的な問題故か,種間雑種のサボテンの実生には斑入りの個体が発生しやすいという話も聞く。

購入してから10年以上が経過し,当初は申し訳程度にしか入っていなかった散り斑は,偏ってはいるものの,見事な疣上斑に変化した。しかし,体型は緋花玉のような偏球形から恐竜丸の老成個体のような短柱状になり,刺が密集して小汚い感じになってしまっている。近い将来,胴切りして仕立て直すべきかもしれない。

【入手日・場所】 2000年代初頭; 実家近くのホームセンターにて購入
【入手時名称】 札なし
【入手時サイズ】 ϕ ca. 5 cm