サボテン科ギムノカリキウム属

Gymnocalycium mostii (Gurke) Britton et Rose
subsp. ferocior H. Till et Amerhauser

「フェロシオール」 「応天門」

フェロシオール / 応天門
2011. 1. 17; ϕ 4.9 cm,4.5 cm

購入直後
2011. 1. 17

「光琳玉」 G. cardenasianum,「天平丸」 G. spegazzinii,「魔天竜」 G. mazanense などと並ぶ,強刺系ギムノの最右翼のひとつ。刺は展開して時間が経つと真っ白に変化し,濃緑色の地肌との間に強いコントラストをなす。刺の長さや密度は上記3者には敵わないが,刺の太さと刺色の白さでは本種に軍配が上がる。愛好家の手によって刺が太く長くなるように選抜が行われているが,写真の個体はホムセンのミニサボテンコーナーに置いてあったものなので,おそらくはオーソドックスなタイプだろう。

その特徴的な外観にもかかわらず,本種の分類学的位置づけに関しては議論が絶えない。当初,Backeberg は「碧厳玉」 G. hypopleurum の刺が強いタイプとみなしたが,最近では「紅蛇丸」 G. mostii や「剣魔玉」 G. castellanogii に含める見解が提案されている。剣魔玉はきちんと観察したことがないのでよく分からないが,紅蛇丸との間には確かに刺が太くて断面が角ばっていることなどの共通点がある。もっとも,肌色や新刺の色の変化など,異なる部分も多い。

【入手日・場所】 2011. 1. 16 地元ホームセンターにて購入 (入荷元は不明)
【入手時名称】 「フェロシオール」
【入手時サイズ】 ϕ 4.9 cm,4.5 cm
【原産地】 アルゼンチン中部(Córdoba州)
【Field number・由来】 不明; 国内実生